イベント情報コンファレンス
2025年 GITA-JAPAN 第36回 コンファレンス開催のお知らせ
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高度経済成長期に整備された社会インフラは、老朽化が進む一方で、近年の自然災害の激甚化や頻発化により、被害の拡大といった課題が浮き彫りになっています。
そこで、今回のコンファレンスでは、デジタルツイン・AI等の次世代技術やGISがもたらす革新的技術を最大限活用した次世代の防災・インフラ基盤戦略を議論します。
特別講演 「鳥の目プロジェクトとSOBO-WEBが拓く災害対応の新機軸」
小林 弘史 氏
内閣府
政策統括官(防災担当)付参事官(災害緊急事態対処担当)
- プロフィール
- 1978年 栃木県生まれ
2001年 総務省入省
総務省(消防庁、選挙部等)、地方自治体(熊本県、北海道、和歌山市、東京都等)での勤務を経て2024年4月 令和6年能登半島地震非常災害現地災害対策本部員
2024年7月より現職
- アブストラクト
- 近年、日本は地震や豪雨などの大規模災害に直面し、広域被害の迅速把握と情報共有の重要性が高まっています。本講演では、航空機・衛星データ・無人機等からの画像情報を統合し、災害時の意思決定を支援する「鳥の目プロジェクト」と、官民連携による防災情報プラットフォーム「SOBO-WEB」を紹介します。
特に、衛星・ドローン画像をSOBO-WEB経由で集約し、自治体の意思決定を加速するPoCの取組を解説します。さらに、今後の防災DXに向けた課題と、情報集約・共有の高度化による新しい防災モデルの可能性について展望します。
