イベント情報コンファレンス
2025年 GITA-JAPAN 第36回 コンファレンス開催のお知らせ
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高度経済成長期に整備された社会インフラは、老朽化が進む一方で、近年の自然災害の激甚化や頻発化により、被害の拡大といった課題が浮き彫りになっています。
そこで、今回のコンファレンスでは、デジタルツイン・AI等の次世代技術やGISがもたらす革新的技術を最大限活用した次世代の防災・インフラ基盤戦略を議論します。
基調講演 「津波災害デジタルツインの開発と展望」
越村 俊一 氏
東北大学災害科学国際研究所 教授
株式会社RTi-cast CEO
- プロフィール
- 1995年東北大学工学部土木工学科卒業、2000年同大学院工学研究科博士後期課程を修了、博士(工)。同年4月、日本学術振興会特別研究員として東京大学地震研究所および米国海洋大気庁(NOAA)に勤務。2005年5月に東北大学大学院工学研究科助教授、2007年に同准教授に配置換え、2012年4月に東北大学災害科学国際研究所教授(現職)就任。2018年3月に、リアルタイム津波浸水被害予測サービスTsunamiCastを展開する東北大発スタートアップRTi-castを設立、CTOとして研究と社会実装の両輪を進めている。RTi-castは、2024年3月に気象庁から民事業者初の津波予報業務許可を取得した。
- アブストラクト
- 近年、様々な分野で開発・活用が進んでいる「デジタルツイン」。現実世界の様々なデータ・情報が仮想世界に「双子=Twin」として再現され、その仮想世界では、現実には実施が難しい様々なシミュレーション、分析、実験等が可能になりつつあります。
本カンファレンスでは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で研究開発が進められている「津波災害デジタルツイン」の現状や、今後どのように活用され、レジリエンス向上に貢献していくか、その展望をお話します。
